【便秘外来なら大阪の女医のクリニックがおすすめ】

頑固な便秘でお困りのあなたへ。便秘外来を大阪でお探しでしょうか。

 

このブログでは、大阪で女医さんの便秘外来が人気の理由と、便秘外来のメリットなどを、どこよりも詳しく解説してきます。

 

それでは早速どうぞ!

(本記事は消化器病専門医の中村孝彦医師が執筆しています)

「一人で悩まずに便秘外来にお気軽にご相談ください。患者さんに名医と思ってもらえるよう診療を心掛けています。」

 

【目次】


1.便秘外来を大阪で探すなら女医が良い理由とは?

2.有名な市販薬より大阪の便秘外来が良い理由は?

3.大阪の便秘外来で予防できる有名な便秘の合併症とは?

4.大阪の便秘外来で診る便秘症状①:お腹の真ん中の痛み

5.大阪の便秘外来で診る便秘症状②:お腹の右の痛み

6.大阪の便秘外来で診る便秘症状③:お腹の左の痛み

7.大阪の便秘外来で診る便秘症状④:お腹全体がキリキリ痛い

8.大阪の便秘外来で診る便秘症状⑤:お腹全体が激痛

1.便秘外来を大阪で探すなら女医がおすすめの理由とは?


便秘は女性に多い病気です。

 

女性は人生の中で、生理や妊娠や出産、授乳、閉経、更年期など女性ホルモンのバランスが一生の中で大きく変わります。

 

このホルモンの変化が女性の便秘が多い理由と言われています。

 

大阪の中村内視鏡センターでは、常勤の女性医師が診療を担当しています。

 

女性のライフイベントに便秘は強く関連することから、女性ならではのお悩みにお答えできるのが、女性医師の強みなのです。

 

また、単純に、便秘の相談を男性医師にするのは恥ずかしいと考える方もおられ、当院で女医さんが人気の理由でもあります。

2.有名な市販薬より大阪の便秘外来が良い理由とは?


便秘なんてよくある病気だから、有名な市販薬で治療したらいいんじゃないの?

 

そう思う方もいるかもしれません。

 

便秘外来の1つ目のメリットとしては、保険診療でしか使えない多くの市販薬にはない種類のお薬を使えることです。

 

便秘のお薬は長い間、あまり種類がなく、酸化マグネシウムという成分と、センノシドと言う成分の2種類で構成されることが、ほとんどでした。

 

現在、薬局などで自由に買える市販のお薬も、何十年使われてきたこの酸化マグネシウムかセンノシドのいずれかの成分で構成されているのが実情です。

 

よくテレビCMなどで「新しい便秘薬が登場しました」というように有名な市販薬が宣言されていますが、それに騙されてはいけません。

 

成分を見ればすぐわかるのですが、CMで言っているようなお薬は、医学的には全く新しい成分の薬では無いのです。

 

一方、医学の世界では、この10年で効果の高い優れたお薬がたくさん出てきています。

 

便秘外来では、このようなお薬を保険診療で使えるため、市販薬に比べて効果の高い便秘治療を行うことができるのです。

 

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保険診療だと、負担額が3割になるのも経済的に魅力的なところでもあります。

3.便秘外来で予防できる有名な便秘の合併症とは?


便秘外来の2つ目のメリットは、便秘によって引き起こされる合併症の予防ができることです。

 

便秘はいろいろな病気の原因にもなり、万病の元ともいえます。

 

便秘を放置するとおこる有名な合併症には、大腸憩室症、大腸がん、腸閉塞、痔核があります。

 

順番に解説していきます。

 

大腸憩室症(だいちょうけいしつしょう)

長い時間、便が腸の中に滞留することによって、腸管内部の圧力が上がり、大腸憩室症を引き起こすことがあります。

 

大腸憩室症とは、腸管の圧力が上がることで、大腸に、洞窟のような穴ぼこが、たくさんできる病気です。

 

その穴ぼこに便が溜まって(宿便)、炎症が起こると憩室炎という病気になったり、出血を起こしたりします(大腸憩室出血)。

 

大腸がん

大腸がん

腸の中に便が溜まっていると慢性的に炎症が起こり、大腸がんの原因になったりします。

 

腸閉塞(ちょうへいそく)

大腸は水分を吸収する作用があり、腸の中に便が溜まっていればいるほど、さらに水分を吸収し便が硬く大きくなっていきます。

 

まさに悪循環といえますが、この悪循環によって腸管が糞便で占拠されて流れが悪くなり腸閉塞の元になることがあります。

 

便によっておこる腸閉塞なので、糞便性腸閉塞と呼ぶこともあります。

 

痔核(じかく)

便秘によって硬い便が肛門の出口に溜まり、便が硬くてなかなか出ない状態になると、肛門に圧力がかかり痔核の原因にもなります。

 

さらに便が硬いと肛門を通過する時に肛門がきれて切れ痔になることもあります。

 

肥満

便秘になると、腸内細菌のバランスが崩れ、肥満の原因にもあります。

 

便秘外来では、便秘の治療だけでなく、これらの便秘の合併症や、大腸がんのリスクの診断など、トータルでサポートできるのが利点です。

 

次の項からは、便秘もちの方が、お腹が痛くなった時に考えるべき有名な合併症について解説していきたいと思います。

4.大阪の便秘外来で診る便秘症状①:お腹の真ん中の痛み


便秘外来の3つ目のメリットは、便秘の方に起こる腹痛などの症状にしっかり対応できることです。

 

便秘もちの人が、お腹の真ん中が痛い時はどんな合併症を考えれば良いでしょうか。

 

お腹の真ん中とは、具体的には、みぞおちからおへその周りの痛みになります。

 

みぞおちからおへその周りには、胃と十二指腸と膵臓があります。

このあたりの消化器系の病気で代表的なものは、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胆管炎、膵炎です。

 

胃潰瘍や十二指腸潰瘍は、一般的には、ピロリ菌や痛み止めの薬が原因になるというイメージがあるかもしれませんが、便秘の方も、食べた物の滞留や消化液の逆流が原因でなりやすい傾向にあります。

 

胆管炎は、胆汁という消化液の通り道の「胆管」の炎症、膵炎は膵液という消化液の通り道である「膵管」あるいは「膵臓」の炎症です。

 

この胆管や膵管は小腸に繋がっているのですが、便秘になると腸管内部の圧力が上がって、便や腸内細菌が胆管や膵管に逆流することがあります。

 

すると、胆管や膵管が細菌感染をおこして炎症をおこしたり、胆石形成などの原因になることもあります。

 

胃潰瘍や十二指腸潰瘍は胃カメラ、胆管炎や膵炎は血液検査や腹部エコーでまず診断をつけることになります。

 

胃潰瘍や十二指腸潰瘍は胃薬、胆管炎や膵炎は抗生剤投与や蛋白分解酵素阻害薬の投与が治療となります。

5.大阪の便秘外来で診る便秘症状②:お腹の右の痛み


便秘もちの方がお腹の右が痛い原因を考える時、お腹の右下にどんな臓器があるかを考えると分かりやすくなります。

 

お腹の右側にある臓器は、盲腸、上行結腸、尿管、卵巣です。

 

盲腸(もうちょう)というのは、虫垂(ちゅうすい)と混同されやすいのですが、盲腸は小腸と大腸のつなぎ目の臓器になります。

 

一方、虫垂は、盲腸から紐のように出ている管で小さな臓器になります。

 

上行結腸は、盲腸から肝臓の方につながっている大腸の名前です。

 

文字通り、右下の盲腸から右上の肝臓の方向に、上の方に伸びている臓器のため、そう呼ばれています。

 

右下にある、大腸以外の臓器としては、尿管と卵巣があります。

 

尿管は、腎臓で作り出した尿を膀胱に送り出すための細い管です。

 

卵巣は、左右2対存在する、女性の臓器ですね。子供の元になる卵子を生み出す臓器です。

 

これらの、お腹の右下に存在する臓器のことを把握できると、これからお話する病気のことが理解しやすくなります。

 

お腹の右下にある臓器が理解できると、病気のことがすごく分かりやすくなります。

 

頻度として多いのは、まず大腸の病気でいうと、感染性の病気である虫垂炎と憩室炎、細菌性腸炎があります。

また、自己免疫の病気である潰瘍性大腸炎やクローン病や、盲腸癌や上行結腸癌などの悪性腫瘍があります。

 

尿管にできる病気で圧倒的に頻度が高いのが尿管結石です。

 

卵巣の病気は、大腸の病気や尿路結石に比べると頻度が下がるのですが、卵巣腫瘍や卵巣茎捻転、卵巣出血などがあります。

 

順番に詳しく解説していきます!

 

便秘による虫垂炎

虫垂炎は、盲腸から垂れ下がる細い虫垂という管に、便などが詰まって、虫垂が腫れて炎症をおこす病気です。

 

俗にいう「もうちょう」はこの虫垂炎のことを指します。

 

虫垂炎は、どんつきの細い管のため、一度ものが詰まってしまうと、なかなか詰まったものが排出されず、炎症が大きくなります。

 

軽症の場合、抗生剤だけで軽快しますが、手術が必要になることも多いです。

 

便秘による細菌性腸炎

バイ菌感染が原因になるものも盲腸が好発部位になるものが知られています。

 

鶏肉を食べた後にかかりやすい細菌であるカンピロバクター腸炎、腸に起こる結核である腸結核(ちょうけっかく)などは盲腸にできやすい病気です。

 

治療は抗生剤を用いたり、抗結核薬で治療を行います。

 

便秘による盲腸癌

盲腸や上行結腸も大腸の一部ですから、もちろん癌が発生しやすい場所といえます。

 

盲腸癌や上行結腸癌は大腸癌全体の15%程度を占めます。

 

しかし、直腸がんなどに比べると盲腸癌や上行結腸癌は出血で見つかることが少ないので、右下腹部の痛みの原因を調べて初めて見つかるケースも少なくありません。

 

また、直腸癌などに比べて進行した状態で見つかりやすいタイプの癌なので注意が必要です。

 

右下腹部の痛みが続く場合は、疑った方が良い病気の1つです。

 

治療は、早期の癌であれば、大腸内視鏡を挿入して行う内視鏡手術、進行癌であれば外科手術や抗がん剤治療になります。

6.大阪の便秘外来で診る便秘症状③:お腹の左の痛み


便秘もちの方がお腹の左下が痛い原因を考える時、お腹の左下にどんな臓器があるかを考えると分かりやすくなります。

 

お腹の左下にある臓器は、下行結腸、S状結腸、尿管、卵巣です。

 

S状結腸は、下行結腸と直腸をつなぐ大腸の名称で、文字通り、S字のように、クネクネ曲がった臓器のため、そう呼ばれています。

 

S状結腸が、クネクネなのは、後腹膜という、背中側のお腹の膜に固定されていない、プランプランの臓器だからです。

 

左下にある、大腸以外の臓器としては、尿管と卵巣があります。

 

尿管は、腎臓で作り出した尿を膀胱に送り出すための細い管です。

 

卵巣は、左右2対存在する、女性の臓器ですね。子供の元になる卵子を生み出す臓器です。

 

これらの、お腹の右下に存在する臓器のことを把握できると、これからお話する病気のことが理解しやすくなります。

 

便秘による虚血性腸炎(きょけつせいちょうえん)

虚血性腸炎は、大腸を栄養する血管が、狭くなったり血流がおちたときに、腸が循環障害をおこし、腸炎となる病態です。

 

ちなみに、腸を栄養する血管が完全に詰まると腸管壊死(ちょうかん-えし)を起こし、命に関わる場合もあります。

 

心臓を栄養する血管が狭くなると狭心症、血管が完全に詰まると心筋梗塞と呼びますが、虚血性腸炎が狭心症、腸管壊死が心筋梗塞に対応すると考えると理解しやすいと思います。

 

虚血性腸炎の治療は、基本的には腸管安静です。

 

絶食で点滴加療を行い、腸管を休ませます。場合により抗生物質の投与行うこともあります。

 

虚血性腸炎を経験するのは、一生に一度という人がほとんどですが、一部に再発を繰り返す人がいます。

 

血便が先に出てから、左下腹部が痛くなるパターンと、左下腹部が痛くて様子を見ていたら血便が出る2つのパターンがあります。

 

虚血性腸炎は内科的治療で良くなることがほとんどですが、腸管壊死に至ると手術が必要なので注意が必要です。

 

便秘によるS状結腸憩室炎

憩室炎は、憩室(けいしつ)という腸の穴ぼこに、便などが詰まって炎症を起こす病気です。

 

大腸の中でも、S状結腸は特に憩室ができやすい場所であり、憩室炎や憩室出血を合併しやすい場所といえます。

 

憩室炎は食べ過ぎや便秘によって、腸の圧力が上がることが原因となるので、生活習慣にも注意が必要です。

 

便秘によるS状結腸癌、直腸癌(大腸がん)

大腸がんは、S状結腸に38%、直腸に34%発生し、合わせると、70%近く下の大腸がんが、S状結腸と直腸に集中しています。

 

便は大腸の中を通って出口(肛門)に近づくにつれて水分が吸収され、硬くなる性質があります。

 

そのため、S状結腸や直腸といった出口に近い腸では硬い便が通るので、血便が出たり、大腸癌で狭くなった腸に便が詰まることで腸閉塞や腹痛を起こすことがあります。

 

大腸がんの治療は、早期癌だと内視鏡治療、進行癌だと外科手術や抗がん剤治療になります。

7.大阪の便秘外来で診る便秘症状④:お腹全体がキリキリ痛い


便秘もちの方が、お腹全体がキリキリ痛い、下痢でお腹が痛い時のように周期的に波があるような痛みの場合は、蠕動痛(ぜんどうつう)と言って、腸の動きによる痛みの可能性が高いです。

 

通常、胃や小腸や大腸といった内臓は、食べたものを消化して送り出すために、口からお尻のほうに向かって順番に順序良く収縮する機能があります。

 

この口側から肛門側に向かって順番に胃や腸が収縮する機能のことを蠕動(ぜんどう)と呼びます。

 

健康な腸の状態であれば、この蠕動は、順序良く、規則正しく行われるのですが、便秘によって腸の運動機能が異常になっている状態(過敏性腸症候群とよびます)だと、この蠕動が不規則でアンバランスなものになってしまいます。

 

腸が不規則な運動しか起こせないような状態になると、ご飯やガスや便を正しくを送り出せず腸が痙攣(けいれん)を起こします。

 

これによる痛みが蠕動痛(ぜんどうつう)です。

 

痙攣を起こすとキリキリ、ぐるぐるとお腹が痛みます。

 

治療は腸の異常運動を改善する薬を使ってたり、腸の痙攣を抑える薬を用います。

 

根本に強いストレスなどがある場合は、認知行動療法を行ったり、少量の抗不安薬などを用いることもあります。

8.大阪の便秘外来で診る便秘症状⑤:お腹全体が激痛


便秘持ちの方がお腹全体が激痛、お腹のどこを押さえても痛いという時は、緊急事態です。

 

腹膜炎(ふくまくえん)という状態になっている可能性があります。

 

腹膜炎は、大腸や小腸といったお腹の中の内臓を包んでいる腹膜という膜が炎症を起こしている状態です。

 

腹膜炎の原因として1番多いのは、細菌感染です。

 

憩室炎といった大腸の細菌感染の時や、胆嚢炎や胆管炎といった細菌感染がひどくなって腹膜間で炎症が広がったときに腹膜炎が起こります。

 

あるいは、胃潰瘍や虫垂炎といった病気、お腹の手術をした後の合併症なので、炎症がひどくなっていや朝の壁に穴が空いた時に腹膜炎が起こります。

 

穴が開いて腹膜炎が起こったときは、細菌の膿や消化液がお腹の中に漏れて強い炎症がおこるので激痛になるのです。

 

腹膜炎は突発的に起こることが多いです。

 

ある瞬間から急に痛みのレベルが上がって、お腹全体に広がるイメージです。

 

腹膜炎の痛みは文字通り激痛で、お腹を抱えてうずくまって歩けなくなってしまうほどです。

 

かろうじて歩けても、歩くたびにお腹に響いてしまうような痛みです。

 

このような状態になったら、どんな原因であれ緊急事態が体に起こっている可能性が高いので、躊躇なく救急車を呼んで良いでしょう。

便秘外来のまとめ


いかがでしたでしょうか。

今回は、便秘外来、便秘の合併症や、便秘による腹痛について詳しく解説しました。

 

大阪の中村診療所・内視鏡内科は、女性医師が常勤のクリニックの為、ご希望の方には女性医師が対応させていただきます。

 

様々な患者さんを診療してきた治療経験からそれぞれの患者さんに合ったベストなお薬を選択し、便秘だけでなく、便秘に伴う合併症もポータルでサポートさせていただきます。

 

便秘に悩みの方は、大阪の中村診療所・内視鏡内科にぜひ、お気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

Dr.Taka|中村 孝彦 医師
Dr.Taka|中村 孝彦 医師中村診療所・内視鏡内科 副院長
消化器病専門医|消化器内視鏡専門医|認定内科医

大阪大学医学部卒。住友病院、JCHO大阪病院を経て、大阪国際がんセンターで消化器癌の内視鏡手術を担当。現在、下剤を飲まない大腸検査・無痛内視鏡を行う中村診療所副院長。「抗血栓薬の特徴と内視鏡時の対応:エキスパートに学ぶ安全で楽な外来内視鏡」など著書・論文多数。

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