- 症状がなくても人間ドック(内視鏡ドック)を受けることをお勧めします
- 当院の人間ドックの特徴
- 人間ドックで可能な検査
- 人間ドックで分かる病気
- 人間ドックの費用
- 人間ドックの流れ
- 人間ドック受診時の注意事項
症状がなくても人間ドック(内視鏡ドック)を
受けることをお勧めします
※令和6年10月より人間ドックは一時的に中止とさせて頂いております。
食道がんや胃がん、大腸がんなどの消化管に発生するがん疾患は早期発見ができれば、外科手術を行わずに内視鏡治療のみで完治がのぞめます。実際にこれらの癌は早期発見できれば5年生存率はいずれも90%を越えています。しかし消化管の早期がんで症状が起きることはほとんど無いため、無症状であっても定期的な検査を受けていただくことが非常に重要です。
当院では、内視鏡専門医・消化器病専門医の資格をもつ経験豊富な2名の医師が、苦痛のない高精度の内視鏡検査を行っています。特に40歳以上になると食道がんや胃がん、大腸がんなどの消化管癌のリスクが上昇するので、定期的な内視鏡ドックを受けて、早期発見・早期治療を行いましょう。
※症状がある場合は、保険診療での検査が可能ですのでお気軽にご相談下さい。
当院の人間ドックの特徴
全コースに内視鏡専門医による丁寧な説明と検査
日本内視鏡学会専門医が、豊富な経験と知識に基づいて、胃カメラ検査・大腸内視鏡検査を行って参ります。
また検査画像はもちろん、分かりやすい言葉、数値などを用いて、検査結果について丁寧にご説明してまいります。患者さまが、ご自身のお体、健康への理解を深められる人間ドックを目指します。
また要精査の項目に関しても、ドック後に丁寧なアフターフォローを行います。
午前中だけで胃カメラ・大腸内視鏡検査の両方が可能
胃カメラドックと大腸内視鏡検査ドックを、同日に受けていただくことができます。さらに当院の場合は胃カメラと大腸内視鏡検査を午前中だけという非常に短時間で受けて頂けます。もちろん両方とも麻酔(鎮静剤)を使って検査を受けて頂けます。事前準備も一度で済むため、仕事や家事などで忙しい方にもお勧めです。
日帰りでの大腸ポリープ切除が可能
当院では日帰りでの大腸ポリープ切除を実施しております。大腸内視鏡検査ドックでポリープが見つかった場合は、切除可能なサイズであればその場で切除を行います。大腸内視鏡検査ドックで見つかったポリープを他院に紹介し改めてポリープ切除を行う方針の施設もありますが、当院では二度手間となることなく患者さまに負担の低い検査を受けて頂けます。
下剤を飲まずに同時に胃カメラ・大腸内視鏡検査が可能
大量の下剤を飲む必要があるという理由で、大腸内視鏡検査を躊躇っている方が少なくありません。
当院では、下剤を飲まずに同日に胃カメラ検査・大腸内視鏡検査を受けられる「下剤を飲まない大腸内視鏡検査(大腸カメラ)」を行っております。胃カメラ検査・大腸内視鏡検査を同日に受けられることで、患者さまのご負担が軽減されます。
麻酔を使用し楽な胃カメラ・大腸内視鏡検査を実施
半分眠ったような状態で胃カメラ検査・大腸内視鏡検査を受けられる麻酔(鎮静剤)をご用意しております。苦痛、不安をほとんど感じずに検査を終えられます。以前に受けた内視鏡検査が辛かった、初めての内視鏡検査で不安という方も、安心してご相談ください。
ドック専用ブースで快適な検査
ドックを受診される患者さまに、リラックスして検査をお受けいただけるよう、ドック専用のブースをご用意しています。検査時にはスタッフがお席までお伺いしますので、快適に人間ドックを受診いただけます。
土曜日も検査可能
当院では、土曜日も9~12時の診療を行っています。また、平日も19時30分まで診療を行っておりますので、平日の日中がお忙しいという方でもご利用しやすくなっています。胃カメラ・大腸内視鏡検査ともに月~金の平日午前だけでなく土曜日の午前中も検査を毎日行っています。
人間ドックで可能な検査
胃カメラ
口または鼻から内視鏡を挿入し、食道と胃、十二指腸の粘膜を観察します。疑わしい病変が見つかった場合には、組織を採取し、病理検査を行います。特に経鼻内視鏡を選択し、麻酔(鎮静剤)を併用した場合には、苦痛や不安をほとんど感じずに検査を終えられます。
大腸内視鏡検査(大腸カメラ)
肛門から内視鏡を挿入し、大腸粘膜を観察します。組織を採取して病理検査を行ったり、ポリープをその場で切除したりすることも可能です。送気の際には空気ではなく炭酸ガスを使用することで、検査後の腹部の不快感も速やかに解消します。
腹部エコー
膵臓がん、肝臓がんなどの早期発見に役立ちます。特に膵臓がんは5年生存率が約6%と極めて悪性度の高いがんですが、早期治療ができれば生存率が15%まで上昇します。
ご家族にがんの既往がある方は、定期的に腹部エコー検査を受けることをおすすめします。痛み、被ばくの一切ない、お体への負担の少ない検査です。
その他
- 血液検査
- ピロリ菌検査
- 腫瘍マーカー
など
人間ドックで分かる病気
胃カメラドック
胃カメラドックでは、食道、胃、十二指腸の病気を発見することができます。
食道
- 逆流性食道炎
- 食道がん
- バレット食道
- 食道静脈瘤
- 好酸球性食道炎
- 食道粘膜下腫瘍
胃・十二指腸
- 急性胃炎
- 慢性胃炎(萎縮性胃炎)
- 胃潰瘍
- 十二指腸潰瘍
- 胃がん
- 十二指腸がん
- 胃アニサキス症
大腸内視鏡検査(大腸カメラ)ドック
大腸内視鏡検査ドックでは、大腸・肛門の病気を発見することができます。
- 大腸がん
- 大腸ポリープ
- 感染性腸炎
- 虚血性腸炎
- クローン病
- 潰瘍性大腸炎
- 大腸憩室症
- 大腸メラノーシス
- ベーチェット病
- 痔
腹部エコー
腹部エコー検査では、肝臓、胆嚢、膵臓、腹部大動脈、腎臓、膀胱、前立腺、子宮などの病気を発見することができます。
- 脂肪肝
- 肝硬変
- 肝臓がん
- 肝血管腫
- 胆石症
- 胆のう炎
- 胆のうがん
- 胆管炎
- 慢性膵炎
- 膵臓がん
- 脾腫
- 腎がん
- 水腎症
- 膀胱がん
- 前立腺肥大
- 腹部大動脈瘤
- 子宮筋腫
人間ドックの費用
検査内容 | 料金(税込) |
---|---|
胃カメラドック(胃カメラ+血液検査) | 22,000円 |
大腸内視鏡検査ドック(大腸内視鏡検査+血液検査) | 33,000円 |
胃カメラドック+大腸内視鏡検査ドック (胃カメラ+大腸内視鏡検査+血液検査) |
49,500円 |
半日ドック | 39,500円 |
2日ドック | 69,500円 |
ドックメニュー
検査項目 | 半日ドック | 2日ドック | 胃ドック | 大腸ドック | 胃・大腸ドック | |
---|---|---|---|---|---|---|
医師診察・結果説明 | ● | ● | ● | ● | ● | |
問診 | ● | ● | ● | ● | ● | |
身体測定 | ● | ● | ● | ● | ● | |
眼科 | ● | ● | ||||
検尿 | ● | ● | ||||
検便 | ● | ● | ||||
心電図 | ● | ● | ||||
肺機能 | ● | ● | ||||
聴力 | ● | ● | ||||
血液検査 | 一般血液検査 | ● | ● | ● | ● | ● |
肝機能検査 (AST,ALT,γ-GTP) |
● | ● | ● | ● | ● | |
腎機能検査 | ● | ● | ● | ● | ● | |
血中脂質検査 (LDL、HDLコレステロール、中性脂肪) |
● | ● | ● | ● | ● | |
血糖検査(空腹時血糖) | ● | ● | ● | ● | ● | |
免疫学的検査 | ● | ● | ||||
胸部X線 | ● | ● | ||||
腹部超音波検査 | ● | ● | ||||
胃カメラ検査 | ● | ● | ● | |||
大腸内視鏡検査 | ● | ● | ● | ● | ||
骨密度検査 | ● | |||||
料金 | 39,500円(税込) | 69,500円(税込) | 22,000円(税込) | 33,000円(税込) | 49,500円(税込) |
※生検を行った場合は、生検の費用のみ保険診療となり別途診療費が追加となります。
※大腸ポリープ切除を行った場合は、血液検査のみドック料金(5,000円)となり、大腸内視鏡検査検査は保険診療に切り替えとなります。
※下剤を飲まない大腸検査は胃大腸ドックコースのみ対応可能です(別途3,300円がかかります)
診断内容とオプションメニュー
胃ドックや大腸ドックに、オプションで単体メニューを組み合わせることができます。
検査項目 | 主な診断内容 | 料金 | |
---|---|---|---|
医師診察・結果説明 | 疾患リスクの評価 | ― | |
身体測定 | 肥満症、高血圧症 | 3,000円(税込) | |
眼科 | 視力低下 | 1,000円(税込) | |
検尿 | 腎炎・糖尿病・結石 尿路感染・肝臓病 | 1,000円(税込) | |
検便 | 大腸がん、大腸ポリープ | 2,000円(税込) | |
心電図 | 虚血性心疾患・不整脈 | 2,000円(税込) | |
肺機能 | 気管支喘息・慢性閉塞性肺疾患・間質性肺炎 | 3,000円(税込) | |
聴力 | 聴力低下 | 2,000円(税込) | |
血液検査 | 一般血液検査 | 貧血・紫斑病・白血病 アレルギー・慢性炎症 | 3,000円(税込) |
肝機能検査 (AST,ALT,γ-GTP) |
肝機能障害・肝硬変 急性、慢性肝炎 脂肪肝 アルコール性肝障害 | ||
腎機能検査 | 腎炎・腎不全・痛風・腎臓病・ネフローゼ | ||
血中脂質検査 (LDL、HDLコレステロール、中性脂肪) |
脂質異常症・動脈硬化 | ||
血糖検査(空腹時血糖) | 糖尿病 | ||
免疫学的検査 | 食道がん・胃がん・大腸がん・乳がん | 1項目 2,000円(税込) | |
胸部X線 | 肺炎・胸水・胸膜炎・肺がん・結核・慢性閉塞性肺疾患 | 3,000円(税込) | |
腹部超音波検査 | 脂肪肝・肝硬変・肝嚢胞・胆石・胆のうがん・膵炎・膵がん・胆のう炎・脂肪肝・腎結石・腎嚢胞・腹水 | 5,000円(税込) | |
胃カメラ検査 | 胃がん・胃潰瘍・慢性胃炎・逆流性食道炎・十二指腸潰瘍 | 20,000円(税込) | |
大腸内視鏡検査 | 大腸がん、大腸ポリープ、大腸憩室症、大腸粘膜下腫瘍 | 30,000円(税込) | |
骨密度検査 | 骨粗しょう症 | 2,000円(税込) |
ドック大腸内視鏡検査の予約の注意点
大腸内視鏡検査は、検査に必要な薬剤をお渡しし検査の説明をさせて頂く必要があるため、検査前に一度ご来院頂く必要があります。
検査前のご来院日はお電話か受付のみ予約できます。
- 当日は腸の中を空にしていただく必要があるため、人間ドックの多くの他検査と同日の検査はできません。
「下剤を飲まない大腸内視鏡検査」はドックの5コースのうち、「胃大腸ドック」のみ選択可能で、他コースでは選択できないのでご注意ください。
「2日ドック」の注意点
- 予約時にドック1日目と、ドック2日目の2日分の予約を取って頂きます。
- 2日分の予約は連続した2日でなく、1日目と2日目の期間が空いても構いません。
- 2日目の大腸検査の説明と薬剤のお渡しは、ドック1日目の最後にさせて頂きます。
- 2日ドックの1日目と、2日目は両方とも午前中で検査は全て終了します。
受診後の体調不良について
安全に十分注意しておりますが、すべての検査には一定の危険が伴い、検査による副作用が絶対にないとは言えません。
万一、ご受診後に体調がすぐれない場合は、診療時間内に当院に連絡ください。
【堺なかむら総合クリニック TEL 072-270-7777 】
- 全身的に調子が悪い(高熱が出る、頭痛、寒気、ふらふらする、息が切れる等)
- のど、胸、胃に鋭い痛みがでる
- 水、食物が飲み込めない
- 嘔吐する など
人間ドックの流れ
1ご予約
完全予約制になりますので、まずはお電話で診察のご予約をお取りください。診察時に事前の準備や検査内容をご説明いたします。
2人間ドック前日
前日の夕食を夜19時までに済ませてください。それ以降は検査が終わるまで、何も食べずに過ごしてください。水またはお茶でしたら、普段通りに飲んでいただいても問題ありません。大腸内視鏡検査を受けられる方は、事前の指示に従って下剤を服用してください。
3人間ドック当日
大腸内視鏡検査を受けられる方は、事前の指示に従って下剤を服用してください(下剤を飲まない大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を受診される方は不要です)。検査の2時間前まででしたら、コップ1杯水またはお茶を飲んでいただいても問題ありません。ご予約の時間ちょうどにご来院ください。
4検査開始
医師による問診を行い、内視鏡検査を実施します。胃カメラと大腸内視鏡検査を同日に受ける方は、胃カメラ検査の後に大腸内視鏡検査を受けていただきます。
5検査終了・検査結果の説明・お会計
鎮静剤を使用した検査を受けられた方は、30分ほど専用のリカバリースルームで休んでいただきます。検査後に、検査室内で医師から説明を行いますが生検やポリープ切除を行った場合は、後日改めて結果をご説明いたします。
人間ドック受診時の注意事項
人間ドックでは多数の検査をお受けいただきますが、検査によって一定の危険を伴うものもあります。当日体調がすぐれない方、病気で治療中の方、あるいは治療後の方などは、医師の判断により検査の一部または全部をお受けいただけない場合があります。
当院の責によらず、受診される方のご希望、または状況で検査が実施されなかった場合は、原則として検査中止に伴う料金の減額対応は致しかねます。
当日の検査中止という事態を避けるために、次項の点にぜひご注意ください。
1. 体調がすぐれないときは、日程を変更してください
体調によっては、検査結果が一時的な影響を受け、本来の健康状態が解明でき ない場合があります。また、一部検査が実施できない場合があります。
発熱している方(37.5℃以上)やインフルエンザ、新型コロナウイルスなど他の方に感染のおそれがある疾患にかかっている、または治療中の方は、ドック受診を延期して治療を優先してください。
インフルエンザは発症後1週間かつ平熱に戻ってから2日、ノロウイルスは嘔吐下痢症状がおさまってから3 日以上過ぎるまで、新型コロナウイルス感染症は次項記載の日数、人間ドックはご受診いただけません。また、ワクチンの種類にかかわらず、ワクチン接種後は検査結果に影響するため少なくとも1週間あけてからドックをご受診ください。接種後に発熱した場合(37.5℃以上)は、解熱7日後からご受診可能です。
さらに、以下に該当する方は、安全上の理由から胃内視鏡検査をお受けいただけません。状態が安定してからご受診いただきますよう、人間ドックの日程変更をお願いいたします。
- 極端に血圧が高い
- 抜歯後1週間以内である
※ 胃検査のみを後日に行うことはできません。
※ 検査開始後に中止となった場合は、体調のためや医師の判断による場合でも、再検査や料金の減額対応は致しかねます。
2. 新型コロナウイルス感染症対策について
令和5年5月8日に健診8団体より出された「健康診断実施時における新型コロナウイルス感染症対策について」改定版に基づき、以下のいずれかに該当する場合は健診をご受診いただけません。
- 新型コロナウイルスに感染した後、厚生労働省の示す感染者の療養期間※が終了していない方
※発症後(無症状の場合は検査陽性後)5日間かつ症状が軽快して24時間経過していること(療養期間を過ぎた後も発症後10日間は周りの方にうつさないよう配慮が必要です) - 受診時に風邪症状(発熱※、咳、呼吸困難、全身倦怠感、咽頭痛、鼻汁、鼻閉、頭痛)や関節・筋肉痛、下痢、嘔気、嘔吐、味覚障害、嗅覚障害のある方、及び受診日前の5日間以内にこれらの症状があった方
※発熱は37.5度以上、もしくはご自身の平熱より高い状態を指します。
上記の条件に該当されない方であってもご受診をお控えいただく場合もございますので予めご了承ください。
また、以下に該当される方は健診結果に影響を及ぼす可能性があるため、受診の延期をおすすめいたします。
- 新型コロナウイルスに感染して、療養期間を終了した後でも体調が十分に回復していない方
- 新型コロナワクチンを接種して2日以内の方、また3日目以降でも体調がすぐれない方
- 健診会場では原則不織布マスクの着用をお願いしております。ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。
- 混雑防止のため、『受診票・問診票』記載の受付時間通りのご来院にご協力ください。
- 予約時間前に来院された場合は予約時間までお待ちいただくことがございますので予めご了承ください。
3. 転倒の防止のために
ドック受診中においても、転倒のおそれはあります。
特に次のような方が転倒しやすいとされています。
- 過去1年間に転倒された方
- 歩く速度が遅くなった方
- 杖を使用している方
- 背中が丸くなってきた方
歩行に不安がある方は、必ず付き添いの方と一緒にお越しの上、受診中も付き添っていただくようにお願いいたします。センター内の移動は、普段履きなれた、かかとのある靴(サンダルは不可)をお使いください。なお、当方の判断で、スリッパからの履き替え、車いすの使用をお願いする場合がございます。ご了承ください。
4. 受診される際の同伴について
原則として、受診中は当院スタッフの付き添いは致しかねます。お一人での行動や、日本語でのコミュニケーションが困難な方は、必ずご同伴の方がお付き添いください。
5. 報告書に一部結果の記載を希望されない場合について
事実と異なる報告は致しかねます。稀に、特定の検査結果を報告しないよう希望される場合があります。そのような依頼を行うこと、およびその依頼を受けて実際の結果と異なる報告、および実施した検査を実施しなかったように報告することは、犯罪行為に該当するおそれがあるため、当院ではお引き受け致しかねます。なお、受診される方のご都合による検査の一部キャンセルについては、料金の減額対応等は致しません。
6. やむを得ない場合の検査中止について
感染症対策等により、やむを得ず一部検査を実施しない場合がございます。その際、コース変更等で対応できる場合を除き、料金の減額対応は致しかねますの でご了承ください。
7. 医療行為に伴う侵襲や合併症・偶発症について
検査などの医療行為は、身体に対する侵襲を伴います。予想される重要・重大 な合併症については説明いたしますが、極めて稀なものや予想外のものもあり、すべての可能性を予めご説明することができません。例えば、アレルギーによる ショックや薬剤による副作用等、これまで大丈夫であっても、有害事象が生じる 場合も稀にあります。また、採血の針による神経損傷も非常に稀に発生します。検査の安全性を高めるための努力を最大限に行っておりますが、これらのリスクや、医療の不確実性と限界についてご理解・ご納得いただいた上で、各種検査を お受けいただきますようお願いいたします。疑問・不安がある場合には、医師またはスタッフにお尋ねください。
食事制限について
【ドック前日】(全コース)
前日の夕食は午後9時までに軽く済ませ、それ以降は召し上がらないでください。
飲水については、水または白湯に限り食後もお飲みいただけます。ただし市販の飲料の中には、ビタミンCなど検査結果に影響する成分を含むことがありますのでご注意ください。アルコール類はお控えください。
【ドック当日】(全コース)
朝食は召し上がらないでください。
飲水は予約時間の直前まで可能です。
脱水予防のため、水または白湯は積極的にお飲みになってからお越しください。
お薬について
糖尿病の薬
ドック当日の朝は、糖尿病の薬(インスリン注射や経口血糖降下薬)は中止してください。絶食中に低血糖を起こしやすくなります。
糖尿病以外の薬
降圧剤、心臓や喘息の薬を常用されている方は、原則としてドック当日朝の起床時に内服してください。
内服はなるべく起床時に 150ml 位の水または白湯でお飲みください。また、内服した薬の名前を、受診当日に医師または看護師に必ずお伝えください。
結果報告と結果説明外来について
結果説明外来について
受診日の2週間後に医師が結果説明を行い「総合健診結果報告書」をお渡しします。また、医師の判断により ドックで発見された異常に関する再検査や追加検査、治療のご案内・ご紹介を行っております。
画像データのご提供について
ドックで行った検査の画像データをご希望の方は、有料で提供しております。データの種類毎(放射線・超音波・内視鏡)に CD-R を作成し、1 枚につき 900 円(税込)かかります。完成までに 1 週間ほどお日にちをいただきます。受付またはお電話にてお申し込みください。